肩こりと磁気ネックレスについて
筋肉が凝り固まると痛みなどの症状になるため、
マッサージや電気治療で筋肉がほぐれると症状が緩和することがあります。
磁気ネックレスにも筋肉をほぐす効果があり、
病院や治療院に行かなくても効果を得られるため普段から着用している方もいるようです。
スポーツ界でもプレー中に着用している選手をみかけることが多くなりました。
それでもパフォーマンスが向上するとは限らないようです。
大塚晶則(元レンジャーズ)、松坂大輔(ライオンズ)、杉内俊哉(元ジャイアンツ)、和田毅(ホークス)、藤川球児(元タイガース)、金子千尋(ファイターズ)、涌井秀章(イーグルス)、ダルビッシュ有(カブス)、田中将大(ヤンキース)、則本昂大(イーグルス)、大瀬良大地(カープ)
彼らは野球の日本代表にも選ばれたほど実力のある投手ですが、
他にもある共通点があります。
それは「手術をするほどの故障をしている」ことです。
近年、野球界では戦略や選手生命の観点から分業制や球数制限を取り入れたり、
スポーツトレーナーがチームに帯同していたり、個人で雇ったりなど、
選手のコンディションに対する環境も整っているはずです。
それなのにケガをする選手が多いのはなぜでしょうか。
生体は磁石に触れると筋肉反射の反応がでる
筋肉反射は一種の拒否反応で、生体に危害を加えるものに対する反応でもあります。
身体は磁石が危害を加える物と認識しています。
筋肉反射が起こると全身の筋肉や関節がゆるみます。
筋肉がゆるむと筋力を発揮しにくくなってしまいます。
関節がゆるむと安定感が無くなり、ゆがみやすくなってしまいます。
ネックレスを着用している間、その状態が続きます。
そうなると筋肉は硬くなることでゆるんだ関節のゆがみを抑えるように働きます。
ゆるんだ筋肉は筋力を発揮しにくい状態で関節を保護しなければならず、
普段よりも大きな負荷がかかり柔軟性も失っていきます。
この状態でプレーをしていたらケガをするリスクは高くなってしまいます。
筋肉が凝るには理由がある
筋肉が硬いからと言ってゆるめてしまうと関節もゆるみ、
結局筋肉は再び硬くなりコンディションが悪くなってしまいます。
鍼やマッサージで筋肉をほぐして一時的に症状が和らいでも、
再び凝ってしまうのもこれと同じことです。
私の施術の先生は何十年以上も前からこの身体のわずかな反応をみて、
筋肉が凝る根本的な原因から改善を図る施術を行い様々な病気やケガを回復に導いてきました。
症状の原因から改善すると関節は整い、筋肉も柔軟になり筋力を発揮しやすくなります。
しかしこのことに気が付くスポーツトレーナーはいないようです。
私は18歳からスポーツトレーナーの職業を目指し、
プロ野球の球団のトレーナーから誘いを受けたこともありました。
しかし、ちょうどその頃に出会ったのが今の先生です。
スポーツトレーナーと治療家のレベルの違いを感じ、
治療家の道を志すきっかけとなりました。
実際に身体が引き締まると関節は整い、筋肉は柔軟になり、
当治療室でも肩こりを強く訴えることがなくなっていく方がほとんどです。
今年ダルビッシュ有投手は素晴らしい成績を収めましたが、
ネックレスは着用していないようです。
身体をゆるめない方が、本来のパフォーマンスを発揮しやすくなります。
筋肉のゆるめすぎ、ほぐしすぎには注意が必要です。
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