気圧の変動によりめまいがひどくなるFさん(40代・女性・瑞穂町在住)
Fさんは2年9カ月前にめまい、耳鳴り、難聴を発症し、その1年半後にはめまいが強くなりひどい時はぐるぐる回る回転性のめまいで歩くのも困難に。
初診時には症状が半分くらいに軽減していたものの波があり、調子が悪い時はめまいがひどく仕事を休むほど。
左耳は耳鳴りがあり、特定の音(LINEの音など)が聞こえないとのこと。
筋肉反射テストでは左内耳神経だけでなく左脳や左視神経にも異常の判定。
左脳(特に頭頂部から側頭部)はむくみが強く顔の左側もむくむ。
1週間後の2回目治療前には耳鳴りと難聴は軽減しLINEの音が聞こえるようになったが、めまいでまっすぐ歩けない日が1週間のうち2日あったとのこと。
1週間後の3回目治療前には耳鳴りと難聴がさらに軽減。
めまいが1度あったが2時間ほどで治まったとのこと。
病原体の感染を診ると左脳や左内耳神経に風疹ウイルスの反応。
※コロナウイルスによって味覚障害が起こるように、病原菌やウイルスが内耳神経にいくと耳(聴覚や平衡覚)に障害が起こります。
1週間後の4回目治療前には耳鳴りと難聴がさらに軽減。
軽いめまいが2日あったとのこと。
1週間後の5回目治療前には耳鳴りと難聴がさらに軽減。
軽いめまいが1日。
頭頂・側頭部よりも前頭部(おでこの辺り)がむくんでいたため、頭痛は無いか聞くとこめかみの奥の辺りが痛む日が1日あったとのこと。
2週間後の6回目治療前には耳鳴りと難聴がさらに軽減。
前頭部の左側のむくみは軽減し、頭頂部から側頭部のむくみはうっすら。
来院時は頭痛が強かったが検査中に軽減したとのこと。
※筋肉反射テストで正確に身体の異常を判定しその状態をお伝えすると、脳がそれを認識することで治癒力が働き出し次第に症状が改善していく方もいます。
2週間後の7回目治療前には耳鳴りと難聴が消失。
めまいも消失。
気象による影響
気象の変動により症状が強くなる方が大勢います。
気圧(晴れ、雨や台風)、気温(暑さ、寒さ)、湿度(湿気、乾燥)の他、引力(満月・新月)でも影響を受ける方がいます。
最近では気圧がわかるアプリがあるようで、Fさんは気圧が上がる時や下がる時と、症状が強くなる日が一致していたとのこと。
そのため事前にアプリで気圧を確認したり体調が悪かったら後で確認したり、常日頃から気圧の変動を気にしていたそうです。
気象の変動は自然現象なので常にどなたでも影響を受けています。
気象の変動に対し、身体が自然に調節できる方は症状が現れることはありません。
身体が悪い方は調節ができなかったり遅かったりするため症状が強くなってしまうことも。
気圧の場合、低気圧では身体にかかる圧力が減り、高気圧では圧力が増します。
そのため低気圧になるとむくみは増強します。サポーターをつけて締め付けると楽になるのはこのためです。
※サポーターは血行不良を起こし、根本的な改善にはならないためおすすめしていません。
高気圧になると萎縮は増強します。晴れの日に症状が増強し、山など標高の高い場所では気圧が下がるため症状が軽減することがあります。
身体が改善すると気象の変動による順応ができるようになり、症状が出にくくなります。
Fさんの場合、左脳全体に反応していた風疹ウイルスが縮小するにつれて、むくみも軽減していきました。
最近では気圧が変動しても体調が崩れることが少なくなり、気圧に対して神経質にならなくなったそうです。
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