青梅市の整体で交通事故の後遺症を改善する
私は現在行っている治療法に出会ったとき、整形外科クリニックに勤務していました。
そのクリニックでのリハビリは主に物理療法(首・腰の牽引、低周波、マイクロ波、メドマー、ウォーターベッドなど)と、マッサージ師による首や肩周りのマッサージ。
その中から1~3種を医師が選択し、患者から要望があったりリハビリを継続しても改善が見られなかったりした場合は内容を変更するというものでした。
毎日300人前後のリハビリ患者が通院していて、都内でも5本の指に入るくらいの患者数だったそうです。
そのため、交通事故に遭われた患者さんも多く来院され、首を痛めた方は主に牽引や低周波、マイクロ波の物理療法を受け、私もマッサージを施していました。
交通事故を問わず毎日通う患者さんも大勢いましたが、改善していくことはほとんどなく、かえって症状が強くなっていったり別の部位にも症状がでたりする方をたくさん見てきました。
現在行っている治療法を学んでいくほど、物理療法やマッサージが「治す」ものではないことを強く実感していきました。
病院で治らない理由
交通事故に遭われた方はまずレントゲン画像をもとに医師が診断をします。
「骨折」の診断になれば骨が完治するまでリハビリは行いません。
骨の異常を見つけられなければ消去法で関節捻挫か筋挫傷になり、リハビリをすることになります。
しかしムチウチの場合、首を過度に伸ばされて関節や筋肉を損傷しているため、牽引することは傷を裂くことになってしまいますし、電気やマッサージをすることは傷をグリグリえぐることになってしまいます。
そんなことをしていては損傷部位を治すどころか余計に壊すことになってしまいます。
本来、関節や筋肉が損傷している場合これらを修復するためには患部の安静が必要です。
この時、周囲の筋肉は自然に硬くなることでコルセットやサポーターの役割をするようになります。
筋肉が靱帯の代わりに関節を固定している間に治癒力で損傷部位の回復を図ります。
関節が治癒するまでは筋肉は関節を保護するために凝り固まるため、患者さんはその症状を訴えるようになります。
しかしマッサージで筋肉をほぐしてしまうと損傷部位の安静が保てなくなり修復もできなくなります。
こうなると筋肉は関節を守るためにさらに硬くなってしまい、症状もさらに強くなってしまいます。
病院や整骨院には症状を抑えることはできても、損傷部位を治す治療法がありません。
治らない患者を満足させるために病院は患者をお客様扱いしてご機嫌を取るようになります。
交通事故患者にはVIP扱い
詳しいことは知りませんが交通事故の場合、治療代は保険会社から支払われることになるそうです。
患者は自ら費用を支払う必要が無く、通院するほど慰謝料を多く受け取れることもあるそうです。
交通事故の保険を取り扱っている病院や整骨院には、通常の保険診療患者の1.5~3倍の診療報酬が支払われるそうで、そのため病院側は交通事故患者をVIP扱いします。
病院は出来るだけ患者に通院して欲しいし、保険会社は早く治癒して欲しい。
そのため保険会社から病院へ治癒を催促する電話がよくかかってきていました。
しかし治る治療をしているわけではないので、いつまでたっても改善が見られず、患者さんはどんどん悪くなっていきます。
治療開始当初よりも覇気が無くなり、「負のオーラ」のようなどんよりした雰囲気を纏っていく方を大勢見てきました。
最終的には治らないまま期限を迎え、「症状固定」で保険が終了してしまいます。
しかし、患者はその後も辛い症状を抱えていくことになります。
私が治療院を開設して現在の治療法を行っているのは、そのような治らなくて困っている患者を大勢見てきたからでもあります。
当院では交通事故の保険は適用していませんので、日数が経過して後遺症に悩む方が来院され、病院や整骨院などで治せなかった症状が改善しています。
病院で治らなかった損傷部位が改善していく2つの理由
一つは損傷して緩んだ靱帯が修復されて引き締まっていくから。
現在のところ病院医療では損傷した靱帯が完治することは無いと言われてしまいます。
そのため交通事故に限らず靱帯損傷を経験された方の関節はグラグラ緩み、筋肉がガチガチに固まっていることがほとんどです。
しかし当院の筋肉反射テストで検出した関節の損傷や緩みは、鍼をすると次第に修復され引き締まっていき筋肉は柔軟になっていきます。
もう一つはレントゲン画像では分からない「微細な骨の損傷」が修復されていくから。
交通事故の後遺症を訴える患者の頚椎を筋肉反射テストで確認すると、ほとんどの方に「微細な骨の損傷」があります。
また、頚椎に微細な損傷がある方に交通事故や大きなケガの経験の有無を確認するとほとんどの方が「ある」と答えます。
交通事故に限らず何十年も前に損傷した骨が壊れたままで治りきってないケースが多く見られます。
骨の損傷が治りきらないと、骨だけでなく周囲の筋肉や内部の組織(頭蓋骨であれば脳、肋骨であれば肺や肝臓など、骨盤であれば腸や生殖器など)も弱くなっていってしまいます。
微細な骨の損傷が修復されていくと骨は硬く強くなり、筋肉や内部の組織は柔軟性がでて弾力(ハリ)を取り戻していきます。
骨の微細な損傷や靱帯損傷は病院医療で見つけることも治すことも難しく、低下した治癒力で治すことも難しいと言えます。
そうなると後遺症を抱えることになったり、それが土台となって他の様々な症状が現れるようになったり・・・。
しかし病院へ行っても治らないのは「治る」治療をしていないのだから当然と言えます。
精度の高い検査と本来の治癒力を取り戻すことで、病院医療では治らず諦めていた症状が改善していく可能性があります。
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